AEメーター
1960年代米国においてアル・コアがAEメーターを開発した。
開発されたAEメーターは、アルミ合金鋳物が熱分析(冷却曲線図)によって、炉前でそのアルミ合金溶湯の性状を判定して不良低減・コスト削減へ繋がるというものだった。
その後日本でも、1980年代オイルショックの時期を境に、このAEメーターをベースに熱分析の高度化を図り、和製のAEメーターを完成させた。
時代が重厚長大から軽薄短小化へ推移しだすと、さらにアルミ合金がその要望に対応すべく薄肉・複雑形状化などの要望に応えるような製造、造型機が採用され始めた。
この造型機に対応すべく、さらにAEメーターの改良が切望されていた。
そしてAEメーターが発表されてから半世紀、その要望に応えるべく開発された製品がALT-Iである。